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IPCLとICLの違い

【簡単解説】「IPCL」「ICL」「レーシック」の違い

この記事では、「視力矯正治療」に興味がある方に向けて、「IPCL」「ICL」「レーシック」の違いについて分かりやすく解説しています。

また、IPCLを本格的に検討する上で始めに押さえておきたい、費用等の基本的な情報については以下の記事をご参考ください。

1.「IPCL」「ICL」「レーシック」の違い

視力矯正の選択肢として、よく比較される「IPCL」「ICL」「レーシック」の違いについて、簡単に分かりやすくまとめました。

それぞれおすすめの方を挙げると、以下になります。

IPCL:ICLより手の届きやすい価格で眼内レンズ治療をしたい方、近視と老眼を同時に改善したい40代以降の方
ICL:国内での実績の多さを求める方
レーシック:コスパ重視、軽度近視で気軽に受けたい方
【「IPCL」「ICL」「レーシック」の違い】
IPCL ICL レーシック
対象年齢 18歳~ 21歳~ 18歳~
手術方式 眼内にレンズを挿入 眼内にレンズを挿入 角膜を削って屈折を矯正
費用 ICLより「安い」
目安:40〜60万円
IPCLより「高い」
目安:60〜70万円
安い
目安:25〜35万円
レンズの
選択肢
5,005通り
(度数35種×乱視11種×サイズ13種)
992通り
(度数31種×乱視8種×サイズ4種)
なし
(レンズ不使用)
対応 強・中等度の近視、乱視から老眼まで含む幅広い度数 強・中等度の近視、乱視 軽〜中等度の近視・乱視・遠視
実績 30か国以上で15万枚以上
日本承認:2025年
75か国以上で200万枚以上
日本承認:2010年
世界で数千万人以上
元に戻せるか レンズを取れば戻せる レンズを取れば戻せる 戻せない
回復期間 約1〜2週間 約1〜2週間 数日で安定
老眼対応
素材 ハイブリッド親水性アクリル素材 コラマー(Collamer®) 角膜を削るため人工素材なし

以下、それぞれ簡単に解説します。

「IPCL」について&メリット・デメリット

IPCLは、ICLと同じく眼の中にレンズを挿入する視力矯正方法で、ICLの進化版のようなポジションです。

最大の特徴は、レンズバリエーションが5005通りと非常に豊富である点にあります。

その結果、強度の近視や老眼など、個々のニーズに合わせたオーダーメイドな視力矯正が可能です。

また、価格がICLよりも安い傾向がある一方で、レンズのバリエーションが豊富なため、より個々の眼に最適化したオーダーメイドな矯正が可能というメリットもあります。

メリット
  • 18歳から施術が受けられる:ICLよりも若い年齢で施術を受けることができる
  • 老眼の矯正が可能:遠くも近くも見える多焦点レンズのオーダーが可能
  • 価格がICLよりも安い傾向がある:ICLの相場と比較して、数万円〜十数万円ほど安価に設定されているクリニックがある
  • レンズのバリエーションが豊富:一人ひとりの目の形状や度数に合わせてレンズを作るため、最適なものが作れる
  • 可逆性:万が一の際は、レンズを取り出して元の状態に戻すことができる※ICLと同じ
  • 視力の質が高い:角膜を削らないため、夜間のハロー・グレア(光の輪や眩しさ)が抑えられ、クリアな視界が得られる※ICLと同じ
  • ドライアイのリスクが低い:角膜の神経をほとんど切断しないため、術後の乾燥感が少ない※ICLと同じ
  • 強度の近視に対応:レーシックでは対応できないほどの強い近視でも矯正が可能※ICLと同じ
デメリット
  • 乱視対応など特注の場合は、納期が長い場合がある:ICLと同様に、通常レンズであれば約1~2週間で対応可能ですが、乱視対応などよりご自身に合ったオーダーメイドのレンズを選んだ場合は最大約5週間程度かかることがある
  • 実績:世界的な実績は多数あります(30カ国以上で15万枚超)が、国内承認は2025年4月とICLよりも最近

「ICL」について&メリット・デメリット

ICLは、IPCLと同じく眼の中にレンズを挿入する視力矯正方法です。

国内承認は2010年で、日本国内で最も普及している眼内レンズ治療といえます。

メリット
  • 実績が豊富:IPCLと比べて、国内でも海外でも実績が豊富にある
  • 可逆性:万が一の際は、レンズを取り出して元の状態に戻すことができる※ICLと同じ
  • 視力の質が高い:角膜を削らないため、夜間のハロー・グレア(光の輪や眩しさ)が抑えられ、クリアな視界が得られる※IPCLと同じ
  • ドライアイのリスクが低い:角膜の神経をほとんど切断しないため、術後の乾燥感が少ない※IPCLと同じ
  • 強度の近視に対応:レーシックでは対応できないほどの強い近視でも矯正が可能※IPCLと同じ
デメリット
  • 費用が高額:IPCLと同等かやや高く(両眼40-80万円相場)、レーシックより高額な傾向がある
  • 老眼非対応:基本的に単焦点レンズのため、老眼の症状(手元の見えにくさ)には対応していない
  • IPCLよりレンズの選択肢が少ない:IPCLと比べて、レンズの選択肢が少ないので、対応できる度数や症状に限りがある

「レーシック」について&メリット・デメリット

レーシックは、レーザーで角膜を薄く削り、形状を変えることで屈折力を調整する、歴史と実績がある視力矯正術です。

メリット
  • 費用が安い:レンズ代がかからないため、3つの治療法の中で最もコストパフォーマンスに優れている(両眼15-40万円相場)
  • 回復が早い:手術当日から視力の回復を実感しやすく、数日で視力が安定する
  • 実績が豊富:世界中で数千万人の施術実績があり(日本ピーク時年40万件以上)、術後のデータが豊富
デメリット
  • 元に戻せない:角膜を削るため、一度手術を受けると元の状態に戻すことは不可能
  • ドライアイになりやすい:角膜を削る過程で神経を遮断するため、術後しばらくは目が乾燥しやすくなる場合がある
  • 近視の戻り:数年〜十数年経つと、わずかに視力が低下する可能性がある

2.まとめ

最後に、改めて今回ご紹介した3つの治療法の特徴をまとめます。

自分のライフスタイルや年齢、重視したいポイントに合わせて、最適な選択肢を見つける参考にしてください。

【「IPCL」がおすすめな人】
  • 眼内にレンズをいれて矯正する手術を昔より手が届く価格でしたい方
  • 近視だけでなく老眼も一緒に治したい
  • 自分の目に完璧にフィットする完全オーダーメイドを希望する方
  • 将来的にレンズを取り出せる「可逆性」を重視する方
【「ICL」がおすすめな人】
  • 国内での圧倒的な実績や普及率を重視している方
  • 限られた選択肢の中から、迷わず選びたい方
【「レーシック」がおすすめな人】
  • 何よりもコストパフォーマンス(費用の安さ)を優先したい方
  • 軽度〜中等度の近視で、角膜を削ることに抵抗が少ない方
  • 手術後、数日で視力を安定させたい「スピード重視」の方
どの治療が最適かは、目の形や度数、健康状態によって異なります。
まずは専門の眼科で適応検査を受け、「自分の目はどの手術ができるのか」を医師に相談することから始めてみましょう。

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